| 早速、作品ファイルを見せていただきました。膨大なる少女たちの肖像、そして虫、花、花、花……私が特に食い入るように見てしまったのは「GEISAI」で草間彌生賞をとったという立体作品「はこにわ虫」の写真。立体オブジェにゴマや小豆が無数に埋め込まれて、吸い込まれそうに……!
千木良:これは、すごいですね……。ぜひ本物を見たい……。
近藤:ありがとうございます!
千木良:それにしても、普段描かれている絵は『ふたりであいうえお』のタッチと、すごくかけ離れているから、どちらかだけ見ている方はびっくりするかもしれませんね。
近藤:そうかもしれません。
千木良:『ふたりであいうえお』は、特にストーリーがあるわけじゃないのに、みみことにゃんたの性格がすごくよくわかるります。画力があるってことなんでしょうねえ……絵本の中の「あいうえお作文」って、すぐ浮かびましたか?
近藤:ら行とかは苦しかったですね。自分で好きなのはさ行のシーンかな。絵がうまくいったんだと思うんですけど。
千木良:さねよしさんに歌っていただくのは、どうやって決まったんですか?
近藤:初めにラフを描いてみて、軽い、鼻歌みたいなかわいい感じがいいということで、すぐ決まりました。さねよしさんは普通に話してるときもかわいい声の方で、打ち合わせしてる間にどんどんメロディーが浮かぶみたいで、その場で作ったりしていましたよ。
千木良:作り方としてはどんな感じで?
近藤:あまり長編のものができないたちなので、少しずつ細かく作ってて、全体的に季節がいろいろバラけていればいいかなと。登場するのは、最初からウサギと猫に決まっていました。なんでか分からないですけど(笑)
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