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絵本に関わる人。モノ。コト。千木良悠子が突撃インタビュー! |
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おはなし絵本クラブ大賞絵本に輝いた『クッキーくん』の著者である森下和子さんに聞いてみました。
人気の『クッキーくん』は、どうしてつくられたのでしょうか? |
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クッキーくん |
森下 和子・作/絵
おはなし絵本クラブオリジナル
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編集長:森下さんは、いろいろなお仕事をやられてきたとお聞きしてるのですが、経歴をお伺いしてもよろしいですか?
森下さん(以下敬称略):もともと舞台とか、芝居とかお踊りとかに憧れた時期があって。で、20代前半の頃はそれに打ちこんだ時期もちょっとありました。
編集長:舞台の役者さんですか!?
森下:最初に身体表現の世界にはまり、そのうちセリフのある演技にも興味が出てきて、演技の勉強をかじった事もあります…。でも、やっているうちに私は出る方ではないな、と(笑)。自分ではなく、自分の作ったものが表に出るほうが楽しいなと思い始めたんです。ラジオ番組やテレビ番組の制作スタッフとして働きながら模索していました。テレビでは、番組でお料理のレシピボードや人形などを作らせてもらったりもしました。
編集長:テレビ番組の小道具をつくるお仕事ですね。
森下:それ専門ではなかったのですが、一度頼まれたのをきっかけに、たとえばレシピボードは黒板や和紙、粘土や切り絵などで毎回志向を変えてつくってみたら、まわりのスタッフに喜んでもらえて、それでちょっと世界が広がったんです。とても嬉しかった。 |
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編集長:今回、おはなし絵本クラブ大賞にも輝いた『クッキーくん』が、森下さんのはじめての絵本作品ということで、実際に作られてみていかがでしたか?
森下:もともと子供向けのものが作ってみたいなと思っていました。子供が楽しめるのはもちろん、大人も子供心になれるものを考えたくて。
テレビの子供番組をよく見ますが、面白いアイデアが沢山あって、「やられた!」っていう気持ちになるんですよね。
編集長:そうですね。子供番組って、楽しいですよね。
森下:子供番組には、「こういうものが作れたらいいな」という憧れがすごくあって、本を作る時もヒントを沢山いただきました。自分の研究や、試行錯誤の参考になるし、何より情熱や原動力が生まれるよい刺激になります。
自分で実際作ってみて、うまくいったことも、いかなかったことも、沢山あります。
まだ未熟な作品ですが、やっぱり形になったっていうことは自分にとっては大きい一歩だったなと思います。それから、ナレーション、音楽、翻訳、制作のすばらしいスタッフに恵まれたことも幸運でした。 |
編集長:『クッキーくん』が完成して、実際絵本が公開されるときにどんなお気持ちでしたか?
森下:なんでしょうね。やっとオワッター! 逃れられるー! と…。
編集長:制作期間がすごく長かったですもんね(笑)。
森下:なんていうか、自分の手足をクッキーくんに縛り付けて生活していたようなかんじなんです。それにちょっと意地になってたところもあって。なんとしても形にしたい! と。ほとんどクッキーくん一色の一年だったので、すごくほっとしました。
編集長:最後に、今後やってみたいことや、森下さんの夢などあればお聞かせいただけますか?
森下:やっぱり、子供向けのコンテンツを作りたいです。ストップモーションを使って、もっと面白くやれたらいいなと思ってます。
編集長:ジャンルとしてはやっぱりストップアニメーションですか?
森下:そうですね。平たい絵でも、動かしたいというのはありますね。動いてほしい。できるだけ身近な材料、紙だったり食べ物だったりとか、皆がいつも接しているようなものを使って、面白い発想で作っていけたらなって。そう考えると、常ににいろんなものに目を向けて、アイデアをふくらませて形にする作業をどんどんやりたいなと思っています。
編集長:おはなし絵本クラブでの次回作品も期待していますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 |

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| 森下 和子 |
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8月23日東京生まれ。B型。
TV番組でフロア演出をする傍ら、キャラクター制作やイラストの仕事なども手がける。2004年、雑誌「デジタルビデオ」での連載『クレイ&人形アニメを自分でプロデュース』をきっかけに、立体物をアニメートする面白さを知る。絵本は『クッキーくん』がデビュー作。 |
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