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変身絵本

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変身絵本
今回のテーマは「変身絵本」。
ページをめくったときの変化がおもしろい絵本です。
野を越え、山越え、列車が走る「がたごと がたごと」。この絵本にも「変身」が溢れています。
2004年3月26日掲載


「あっ、変わった」

◆ (ポタ) 暖かくなってきたね。どっか行こうか。
● (ポム) 春は電車の旅がいいな、窓の外を眺めながらのんびりね……。
◆山のなかを走っていたと思ったら、パッと視界が開けて海に出たり。
●パッと変わるのはおもしろいよね。絵本のページをめくるときも、そういうおもしろさがある。
◆『がたごと がたごと』は、ページをめくったときの変化がおもしろい絵本だね。
●町の駅から乗ったお客が、がたごと、がたごと列車に揺られ、次の駅で降りると姿が変わってる。
◆お化けになっちゃってたりね。前のページに戻って、洋服の模様や荷物から「あー、ろくろっ首はこの人だったのか」って確かめちゃう。
●“絵を読む”のが楽しい絵本だね。言葉の説明がほとんどなくて「がたごと がたごと」だけ。
◆「がたごと がたごと」って、手品や魔法の呪文みたい。
●「あ、変わった」っていう楽しみだけじゃなくて、自分もどこかに連れて行かれるような不思議な気分が残るんだよね。



「変身、へんしーん」、絵本の世界には色んな変身がいっぱい

●『わたしのおへやりょこう』は、ページをめくるたびに違うお部屋に行ける絵本。
◆「おつぎの おへやへ いーっぽ!」が、部屋が変身する呪文なんだね。
●どのお部屋にも、女の子の心をくすぐるアイテムがちりばめられているのよねえ。
◆「めくってパッ」のおもしろさで言えば、『キャベツくん』は最高!
●もしもキャベツくんを食べると「こうなる!」というかけ声で、体の一部がキャベツに なっちゃった動物が次々と現れる。すごい発想だよね。
◆読んでるほうも、ブタヤマさんといっしょにドキドキ。「ヘビがキャベツくんを食べたらどうなるんだろう」とか、ページをめくる前に考えちゃうよね。
●ブタヤマさんの驚き方も、毎回少しずつ違っていておもしろい。
◆「ブキャ!」ってね。
●『きつねのテスト』ののぶこが、ついつい奇妙なテストにつきあってしまうのも、「こしをかけたものが、ねこにかわるいす」や「おだんごをつくると、だるまにかわるねんど」に好奇心をそそられているからじゃないかな。
◆「ばかげてる、もう帰らなきゃ」と思いながらも、好奇心がおさえられない。
●その気持ち、わかるなあ。読んでるほうも、ページをめくらずにいられないもんね。
◆上下半分に切られたページをめくると、画面が変わる。そして「へんな顔」が、無数に現れる。『へんしーん』は、単純なおもしろさ。
●シンプルすぎて、楽しすぎて、言葉では伝えられないね。ぜひめくってほしいな。


--今回ご紹介した絵本--
『がたごと がたごと』 (内田麟太郎・文、西村繁男・絵、童心社)
『わたしのおへやりょこう』 (かわかみたかこ・作、フレーベル館)
『キャベツくん』 (長新太・文/絵、文研出版)
『きつねのテスト』 (小沢正・作、片山健・絵、ビリケン出版)
『へんしーん』 (谷川晃一・作、偕成社)

ポタとポム

がたごと がたごと
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