やっぱり夏には「おばけ絵本」
●(ポム)夏といえば、おばけだね。
◆(ポタ)おばけの絵本ってけっこうあるよね。ぼくが好きなのは『おばけドライブ』。絵が大迫力!
● 地獄のような町に行って、気持ちのわるいどんぶりを食べて。でも、どこか楽しそう。
◆ なんたってドライブだから。
● 長新太さんの『いぬのおばけ』はどう?
◆ おんぶしてあげた犬がだんだん大きくなって……。
● 花のおばけや、犬のうんちのおばけも出てきて、思わず笑っちゃう。
◆ でも、じつは死んだ犬なんだよね。いつものナンセンス絵本とは、ひと味ちがうおもしろさがある。
● 最後のページでほっとする人も、多いんじゃないかな。
かわいいおばけ、やさしいおばけ、お友だちになりたいおばけたち
◆ 『おばけのひゅーどろ』は、おばけの幼稚園の年長さん。
● 人間をおどかそうと思っても、うまくいかないのよね。
◆ こんなにかわいいと、全然こわくない。
● こわくないおばけといえば、『おばけのバーバパパ』。
◆ 弱いものにやさしくて、人助けもする。動物をいじめて自然を壊す人間をとっちめることも。
● 人間のほうが、こわい存在として描かれているね。
◆ 佐野洋子さんの『おばけサーカス』は、絶版だったのが、「おはなし絵本クラブ」で読めるようになってうれしい!
● サーカス団に化けたおばけの家族が、人間に気づかれないよう「ほどほどに」うまく芸をやるのよね。
◆ でも、ついついすごいことやったりしてさ。人間よりも人間味がある。
● 絵本には、人間をこわがらせるおばけは、あんまり登場しないみたいね。
◆ 「いるかいないかわからないけれど、いつもそばにいるよ」っていう存在なのかも。
● 絵本に出てくるようなおばけたちなら、お友だちになりたいね。
--今回ご紹介した絵本--
『おばけドライブ』 (スズキコージ・作 ビリケン出版)
『いぬのおばけ』 (長 新太・作 ポプラ社)
『おばけのバーバパパ』 (アネット・チゾンとタラス・テイラー・作 やました はるお・訳 偕成社)
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